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日本のヘアケアをアメリカへ。ラスベガス「COSMOPROF NORTH AMERICA 2026」初出展レポート
2026年7月、私たちはアメリカ・ラスベガスで開催された「COSMOPROF NORTH AMERICA 2026」に初めて出展しました。日本で培ってきたヘアケア製品がアメリカの美容市場でどのように受け入れられるのか、そして、私たちが大切にしてきた「商品そのものの価値」を海外のお客様にも感じていただけるのか。今回は、その答えを自分たちの目で確かめるための挑戦でした。実際に商品を手に取っていただき、髪への使用感を体験していただく中で、たくさんの出会いや気づきがありました。
今回は、ラスベガスでの展示会の様子を、現地で感じたこととともにご紹介します。
ラスベガスで迎えた、初めてのCOSMOPROF
今回出展した「COSMOPROF NORTH AMERICA 2026」は、2026年7月13日から15日までの3日間、ラスベガスのMandalay Bay Convention Centerで開催されました。
会場にはヘアケアをはじめ、スキンケア、メイクアップ、ネイルなど、美容に関わるさまざまな企業が集まり、世界各国からバイヤーやディストリビューターなど、多くの美容業界関係者が訪れていました。
日本国内の展示会とはまた違った雰囲気があり、海外のお客様に直接商品をご紹介できることへの期待と、初出展ならではの緊張感を感じながら、3日間の展示会が始まりました。
【写真:展示会会場前と中の様子】


実際に商品を手に取ってもらう。そこから始まった商談
今回の展示会で私たちが特に大切にしたのは、パンフレットや資料だけで説明するのではなく、実際に商品を使っていただくことでした。
資料だけでは、商品の特徴をすべて伝えることはできません。特にヘアケア製品は、髪に触れたときの感覚や仕上がりなど、実際に体験していただいて初めて伝わる部分があります。
ブースではリケラシリーズを中心に商品をご紹介し、実際に手に取っていただきながら、使用感や仕上がりについて説明しました。すると、日本で大切にしてきた商品の特徴に対して、海外のお客様からもさまざまな反応をいただくことができました。
【写真:ブース及び商品の陳列写真】


中でも特に反響が大きかったのが、リケラシリーズの「リケラオイル」です。実際に試していただいた方からは、「オイルなのに重く感じにくい」「ベタつきにくい」「髪が軽く感じる」「指通りがなめらか」「自然な仕上がりになる」といった、使用感に関する声が聞かれました。
リケラオイルは、髪のキューティクルを補修・保護しながら、軽い使用感を目指して設計した製品です。天然由来のオイルなどを配合し、髪の質感を整えながら、ツヤやまとまりをサポートすることを特徴としています。
今回、私たちにとって特に印象的だったのは、製品の特徴を詳しく説明する前から、実際に使っていただいた方が使用感そのものに興味を持ってくださったことです。まず商品を試していただき、その反応を直接見られたことは、出展したからこそ得られた経験でした。
3日間、多くの海外企業と直接商談
展示会期間中は、さまざまな企業との商談が続きました。初日は18社、2日目は9社に加えてBuyer Loungeで2社、そして最終日は事前に予定していた企業との商談に加え、新たに5社ともお話しする機会がありました。
3日間を通して、世界各国のバイヤーやディストリビューターなど、さまざまな立場の方々と直接お話しすることができました。展示会には新しい商品を探している企業だけでなく、新しいブランドや取引先を探すディストリビューター、海外展開を考えている企業など、それぞれ異なる目的を持った来場者が集まっています。
実際、事前に登録されていた来場者の中にも、新しい商品やサプライヤー、ディストリビューターを探している企業が多数見られました。私たちにとっても、単に商品を紹介するだけではなく、アメリカをはじめとする海外市場のリアルな声を直接聞ける貴重な場となりました。
COSMOPROF NORTH AMERICA Awards 2026 ヘア部門ファイナリストとして
今回の出展では、もう一つ特別な経験がありました。「COSMOPROF NORTH AMERICA Awards 2026」のファイナリストとして、リケラオイルを紹介できたことです。
世界中の美容関連企業が集まる展示会で、リケラオイルをファイナリストとして紹介できたことは、私たちにとって大きな経験となりました。商品そのものを知っていただくことに加え、「日本のヘアケアブランド」として私たちの存在を知っていただくきっかけにもなりました。
日本国内では多くのお客様にご愛用いただいている商品でも、アメリカではまだ知られていません。だからこそ、海外の美容関係者の方々に直接商品を見ていただき、実際に体験していただくことには大きな意味があると感じました。
【写真:展示会会場メイン通路に陳列された写真】


アメリカで感じた、日本とは異なる「商談」のスタイル
今回の出展では、商品の反応だけでなく、アメリカと日本の商習慣や営業スタイルの違いについても多くのことを学びました。
日本国内では、商品の特徴や会社の背景などを丁寧に説明しながら、時間をかけて関係を築いていくことも多くあります。一方、海外の展示会では限られた時間の中で、「この商品は何なのか」「どんな特徴があるのか」「自分たちの市場で展開できるのか」を、より端的に伝える必要があります。
商品の価格についても、日本とは異なる考え方が必要です。同じ商品を現地で販売する場合でも、輸送費や流通、販売店、マーケティングなど、さまざまな要素を考えなければなりません。
そのため、「日本で売れているから海外でも売れる」と単純に考えることはできません。商品力だけでなく、その国の市場に合った販売方法や価格、流通の仕組みまで考える必要があることを、今回の展示会を通じて改めて実感しました。
「商品力で勝負できる」という手応え
今回の展示会で私たちが強く感じたのは、「商品そのものの力で、海外でも勝負できる」という手応えです。
もちろん、今回の展示会だけでアメリカ市場での成功が決まったわけではありません。海外で商品を展開するには、各国の規制や流通、価格、販売方法など、これから考えていかなければならないことがたくさんあります。
それでも、アメリカの美容業界関係者の方々に商品を手に取っていただき、使用感を体験していただいたうえで、その反応を直接聞くことができました。これは、私たちにとって大きな一歩です。
特にリケラオイルについて、軽さや指通り、ベタつきにくさ、自然な仕上がりに関心を持っていただけたことは、日本で培ってきた商品開発が、国が変わっても評価される可能性を感じる機会となりました。
世界各国の企業との出会い
今回のCOSMOPROF NORTH AMERICAでは、アメリカだけでなく、さまざまな国や地域につながる企業とも出会うことができました。
展示会で交わした一つひとつの会話が、今後の海外展開につながる可能性があります。すぐに結果が出るものばかりではありませんが、海外で実際に人と会い、商品を見てもらい、使ってもらい、意見を聞く。その積み重ねが、これから海外市場でブランドを育てていくために大切なのだと感じています。
ラスベガスで得たものは「商談」だけではありませんでした
2026年7月7日から17日までのアメリカ出張。その中でも、COSMOPROF NORTH AMERICA 2026への初出展は、私たちにとって大きな経験となりました。
実際の商談を通じて知ったアメリカ市場の特徴や、海外のお客様からいただいた率直な商品への反応。そして、国や文化が違っても、良い商品を実際に使っていただくことで生まれるリアルな反応は、日本国内にいるだけでは得られないものでした。
今回の出展を通じて、「海外に商品を売る」ことの難しさを感じる一方で、日本で培ってきた商品力を海外のお客様に届けられる可能性も感じることができました。
日本から世界へ。これからも一歩ずつ
今回のラスベガスでの挑戦は、ゴールではありません。むしろ、ここからが本当のスタートです。
海外市場には、日本とは異なる商習慣や流通、価格、マーケティングの考え方があります。だからこそ、海外市場に合わせることだけを考えるのではなく、これまで日本で大切にしてきた「商品を通じて髪をより良くしていく」という考え方を守りながら、一つひとつの市場と向き合っていきたいと考えています。
今回出会った方々とのつながりを大切にしながら、リケラシリーズをはじめとする日本のヘアケア製品を、これから少しずつ世界へ届けていきます。
日本で生まれた商品が海を越え、新しいお客様に届く。その可能性をラスベガスで確かに感じることができた展示会でした。
これからも私たちは国内だけにとどまらず、世界の美容業界に向けて新しい挑戦を続けていきます。